狙いを洗い出し、齟齬のないディレクションを

撮影でも、編集でも、なんでもそうだと思うのですが、その狙い(目的)を定めています。

もちろん、クライアントが求めている目的を踏まえた、さらにブレークダウンした目的です。

例えば、クライアントが同窓会のパーティーをやるのでその記録を映像や写真で残して欲しいと依頼を私にしたとします。そのとき、もちろん記録を残すという目的を踏まえて、ならば撮影的にはどういう狙いでやるかを定めるわけです。

例えば、同窓会なので、感情が動くような場面、久しぶり!、懐かしいな!といったようなシーンを狙って撮影します。

その狙いはもちろんクライアントに提案し、承諾をえます。

もし、その狙いを承諾されない場合、例えば、誰が出席していたのか、いろんな人をくまなく撮影して欲しい、という要望だったということもあります。

こういった齟齬を無くすためにも、この狙いを事前にクライアントとすり合わせて方向性を定めるのはとても重要なことです。

だから私はクライアントとのコミュニケーションを重要視し、本当の目的を引き出して行くことを大事にしています。

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